Loading…

0歳からのお口育てMouth raising

0歳からのお口育

Oral education from 0 years old

赤ちゃん歯科
きれいな歯並び.健康なお口に育てるために

お子さんのむし歯にかかっている割合は、20数年前と比べると約半分にまで減ってきています。
しかしその反面、姿勢が悪いお子さん・口呼吸でお口をポカンと開いているお子さん・歯並びが良くないお子さん・・・など、口腔機能に問題を抱えるお子さんは、60%を超えていると言われています。
小児期にこれら口腔機能に問題があることで、身体能力・運動能力の低下や、集中力・記憶力の低下 等の他、顔貌や全身の健康にも悪影響を及ぼしています。
すぎもと歯科「赤ちゃん歯科」では、お子さんの健やかな成長を応援することを目的として、これまでより深く細やかに 0歳からのお口育てお口の成長のサポートを始めています。

なぜなら、 しっかりとしたあごの成長・きれいな歯並び・正しい呼吸・正しい食事、そしてむし歯のない歯を作るには、なんと、赤ちゃんの時期がとても大切だからなのです!!
お口周りはたくさんの筋肉からできています、それらの筋肉をバランス良く発達させていけば、歯並びにも良い影響が出てきます。
逆にお口の周りの筋肉が未発達だと、歯並びにも悪影響が出てしまいます。
成長してからもお口回りを鍛えることはできますが、赤ちゃんの時から離乳食の内容や食べ方を意識して育てれば、より自然に鍛えることできます。
その取り組みとして、すぎもと歯科では母親教室「もぐもぐ教室」を月1回開催しています。
そしてその中で「赤ちゃん主導の離乳食(BLW)」をお母さん方にご提案しています。

これは、赤ちゃんが離乳食を自分の手で掴んで自分のペースで食べるという方法です。 赤ちゃんの頃から自分が食べるものを自分で選ぶ経験を重ねることで、お子さんの中に「食べること」への関心が育っていき、自分のことを自分で決める「自主性」も身についていくと考えています。 お母さん方には、お子さんの歯が生える前に、できれば妊娠中にお越しいただきたいと思っています。 顎の発達は、離乳食やその食べ方などに影響を受けますが、その他にも授乳や抱っこの仕方にも大きな影響を受けるのです。 また、むし歯予防に大切な生活習慣は、歯がない頃から取り入れると身につきやすいものです。お子さんのお口、さらには全身の健康を守るために正しい知識や具体的なやり方を知っていただくのが、赤ちゃん歯科「もぐもぐ教室」です。 妊娠中からご参加いただければ、正しい抱っこの仕方や、おっぱいの与え方などを具体的にアドバイスができますので、ゆとりを持って子育てに臨んでいただけると思います。 虫歯のない・きれいな歯並びの子、健康で明るく元気な子に育てましょう!

歯並びが悪くなった原因は

歯並びが悪くなる原因には、様々な要因がありますが、大きく分けると「遺伝的要因」「環境要因」の2つがあります。
最近の統計では、遺伝的要因:環境要因=3:7の割合と言われています。

症例

口腔周囲筋の機能不全がある場合、正常な顎の発達や呼吸、発音、咀嚼、嚥下(飲み込み)が正しく行われず、歯並びが悪くなる場合があります。
また、指しゃぶり、ほおづえ、丸飲みなどの悪習癖、悪い姿勢、その他いろいろな悪習慣が歯並びを悪くする原因となります。
これらの習癖は後天的な要因ですので、意識したり訓練することで改善することができます!

チェックしてみましょう

普段の生活の中で・・・

  • いつも口を開けている
  • くちゃくちゃ音を立てて食べる
  • 唇が荒れやすい
  • カゼをひきやすい
  • 猫背になっている
  • 同じ姿勢で長くいる

食事のとき・・・

  • よくかんで食べない
  • 足のつかないイスで食事をしている
  • 水がないと食事ができない
  • 舌が食べ物を迎えに行く食べ方
  • 硬いものが苦手
  • 何でも一口大にして食べる

舌や唇の使い方は・・・

  • 舌の先がいつも上または下の前歯の裏に触れている
  • 舌の先がいつも上下の前歯の間に触れている
  • 唇にグッと力が入っていることがある
  • 水を飲み込むときに唇の周りに力が入る

このような癖はありませんか・・・

  • ほおづえをつく
  • 寝る時はいつも横向き
  • 爪をかむ
  • 唇をかむ
  • 指しゃぶり
  • 足を組む
1つでもチェックがついた人は注意が必要です。
このまま続けると歯並びが悪くなる可能性があります!

口腔筋機能療法

予防矯正・口腔筋機能療法(MFT)

舌の位置を正しく することで、 歯並びはきれいになります!

良くない歯並びの原因のうち、遺伝によるものは3割程度と言われています。
後天的に歯並びを悪くする大きな原因は「舌」にあります!
きれいな歯並びのアーチ、実はこれは舌の形なのです。

子どもの頃から、いつも舌が正しい位置(上顎)にあった方は、永久歯に生え変わるときに、生えてきた歯が舌の周りを囲むように生えてくるので上図のようなきれいなアーチ状の歯並びになります。
このきれいな歯並びで毎日食事をすると、下の顎も成長が促され、上の歯同様にきれいな歯並びになります。反対に、舌の位置が異常なまま成長期を過ごしてしまうと、上顎に舌がないせいで、生えてきた永久歯は頬や唇などの筋肉に押されて自由な位置に生えてきます。
今、多くの人が正しい舌の位置、口周りのバランスがとれておらず、口元で損をしている状態です。

気になる口元のMFT(口の周りのバランスを整える)トレーニング

長年にわたってついた舌の癖を、口の周りのバランスを整えるトレーニングで改善しましょう!

お子さんの舌癖(ぜつへき)を放置すると、「受け口」や「出っ歯」などの不正咬合になる可能性が高くなります。
口腔筋機能療法(MFT)を受け、お口のまわりの筋肉が正しく機能するようにしましょう。

口呼吸になっていませんか?

「うちの子、いつも口が開いている」、「気がつくと口が開いてしまう」というように、口が開いている状態が多い場合は、口呼吸になってしまっている可能性があります。

口呼吸のひとの特徴は、唇がガサガサだったり、赤唇といって内側の粘膜が外気にさらされる外面までめくれて唇が赤く見えたりします。
口呼吸にはいろいろな弊害があり、まずひとつは唾液の量が減って虫歯になりやすくなるということが挙げられます。また、常に口が開いた状態なので、舌を喉の奥に引き込む筋力を鍛えることができず、舌が前歯を押してしまい、歯並びが悪くなる原因になったり、前歯が伸びるのを妨げたりして、あごの形を変形させてしまうことがあります。
さらに、口呼吸のデメリットはお口まわりだけの問題にとどまりません。体全体へ悪影響を及ぼします。なぜなら、鼻呼吸だと鼻毛や線毛といった防御機構がフィルターの働きをし、アレルギーの原因となる物質や風邪のばい菌、インフルエンザのウイルスなどを除去してくれますが、口呼吸だとそうした物質がそのまま肺に入ってしまうからです。
歯並びやかみ合わせだけでなく体全体の健康のためにも、鼻呼吸ができるように口腔筋機能療法(MFT)でお口まわりの筋力を強化し、正しく機能させましょう。

姿勢が悪いと歯並びも悪くなる!正しい姿勢はきれいな歯並びの絶対条件です!

姿勢がアンバランスになると、顎の位置がずれます。

また、顎を正しく成長させる為に必要な「舌や唇の筋肉のバランス」も同時に失われてしまいます。
すぎもと歯科では、口育士資格を持つ歯科衛生士をはじめ保育士・栄養士など、お口とお子さん対応のプロがタッグを組んで、歯並びをお口からだけでなく、全身からアプローチして健康な体を育んでいくよう取り組んでいます。
お子さんに負担にならず、楽しみながら実践していけるようすすめていきます。
また、ねばり強く頑張る心、自分の努力で得る成功体験など心の成長にもきっとつながると思います。